卒業論文。 | TSUTSURUIT 2  realize your dreams

卒業論文。

いよいよ大学生活も2ヶ月をきったわけであるが


読んだ本が様々で、

4年間ろくに勉強してこなかったつけが

いい意味で一気に押し寄せてきたのである。


振り返ってみると

小学校

中学校

高校とほとんどまともに勉強してこなかったし、

自分から進んで調べたり学術書を引っ張り出して

読んだりわざわざ本を借りまくって勉強したこともないのである。


確実に馬鹿なわけである。


人が普通に出来る事を間違えたりすることが

数々あるし、小さなミスをすることも多いのである。


ただ、これをやりきる!と思ったらとことん

ストイックにやる!というのは自分の中にあって

そこの部分での執着心だけは負けないというのが

自分の中にあるのである。


就職協定(4月以降でないと就職活動生と企業は接触してはいけないという

法律まがいのこと)が事実上、形骸化して日本の就職活動生は

3年の終わりから就職戦線を戦っていかなければならないので

大学の教授も『大学は勉強する所じゃなくなった』とぼやくのである。


それを招いたのは色々あると思うけれど

キャリアアップとかそういった言葉が流行し

たことが背景としてあると思う。


大学教授は『こいつを研究者として育てたらおもろいんじゃないか?』

と思う前に

大半の学生が

就職戦線に突入してしまうので


今後おもろい研究者を育てる事が阻害されるのではないかと

思う。


文学部の友人S君はW大学(MじゃなくてWかよっ!)

への大学院進学が決まっている。


そいつの卒業論文を見せて貰った時

度肝を抜かれたのである。


そのストイックさには圧巻で

約100ページに渡った独自の理論には頭が下がるばかりである。


残り2ヶ月猛烈にやろうと思う。