残業と書いて会社への忠誠心と読む。
残業というモノがアルバイトであったとしたら
非常に嫌ですね。
僕は以前バイトをしていましたが
夜10時以降もずっとオフィスの中で雑務をしていました。
会社に居る事が、忠誠心の現れだと思う人が多分多くて
定時になっても帰宅する人がいなかったのです。
中谷彰宏さんの本の中に
『大学時代はバイトをするな。会社に入ったら嫌でも働ける。』
という言葉がありました。
その通りだと僕も思っていて
会社に入れば毎日働けるわけです。
ホワイトカラーエグゼンプションってのは
軽い嫌がらせみたいなモノに僕には映ってしまうのです。
以前だと
上司:『遅くまでがんばっているな!いい傾向だ!』
部下:『はいっ!明日までに重要な書類上がらないと駄目だと思うので。』
上司:『残業代青天井だ!こりゃ銀座で飲むしかないな。』
部下:『がんばります!』
これが、、、、
ホワイトカラーなんちゃらで、
上司:『遅くまで頑張っているな!でも残業代出ないぞ!飲み代はおごるがな!』
部下:『はい。(弱げに)明日までに重要な書類が仕上がらないと、、、、』
上司:『そうか、けど定時を過ぎても本当に残業代出ないぞ。』
部下:『けど、やるしかないんです。(泣)』
という具合にトーンダウンしてしまうと思います。
こんな事態が日本の各企業で垣間見られるとしたら
寂しさが込み上げてきます。
IBMは自分の家で仕事をしてもいいみたいな事を
言っていて驚きました。
しかも年俸制で、福利厚生はその中に込み込みで入れているんだから
あんまり文句を言うなよと言わんばかりに
初年度の平均賃金は割高の様です。
会社への忠誠心は程ほどにした方がいいのでしょうか?
僕の場合、
そううまい具合にはいきそうもありません。